かつてとんでもなく話題になった
ジェームズキャメロンの代表映画
『タイタニック』が期間限定で
再び劇場公開されると話題になってますね。
私はテレビで何度か
『タイタニック』を観ましたが
その度に
あの壮大なスケールと
あまりにも綺麗な映像
甘く切ない気持ちを感じ
素敵な作品だなと思っています。
今回
その『タイタニック』を
一視聴者ではなく
恋愛カウンセラー長野秀樹として
語らせていただこうかと思っています。
今から、少し『タイタニック』のネタバレを含む内容の記事になっていきますので、
もし知りたくない方は
ここでストップしてください。
よろしいでしょうか?
『タイタニック』の恋愛の肝となるのが
主人公
レオナルドディカプリオ
役名:ジャック・ドーソン
(以下ジャックと表記)
ヒロイン
ケイト・ウィンスレット
役名:ローズ・デウィット・ブケイター
(以下ルースと表記)
ヒロインの婚約者
ビリー・ゼイン
役名:キャルドン・ホックリー
(以下ホックリーと表記)
の3人です。
元々ヒロインのローズには
ビリーというお金持ちな婚約者がいました。
しかし、婚約者といっても
親が決めた婚約者で
それをヒロインのローズは嫌でした。
あまりに嫌すぎて
船の袖先から飛び降りようとしたところを
主人公のジャックに助けられ
それがきっかけで出会い恋に落ちました。
とても簡単に説明するとこんな感じの流れです。
私が印象に残ったのが
婚約者のビリーの女性の気持ちを汲み取る下手さ
と
主人公のジャックの女性を魅了する力
でした。
まず
婚約者のビリーの女性の気持ちを汲み取る下手さ
に関してですが
彼は絵画が好きなヒロイン、ローズに対して
絵画を批判するようなことを言います。
ヒロインのローズが何かを言っても全く聞き入れようともしない。
さらに、ヒロインのローズと主人公のジャックが近づくのを阻止するため、主人公のジャックを悪者に仕立て上げようとします。
ヒロインのローズは
そもそも別に婚約者のビリーと結婚したいと思っていたわけではなく
親が決めた結婚を嫌々だけど、一家を守るために仕方なしに、、、
と考えているわけなので
婚約者のビリーは
そんなヒロイン、ローズの気持ちを踏み躙るようなことを言ってしまったら
彼女が
「やっぱり、この人とは私結婚したくない」
と思うのは当たり前な話です。
しかし、彼はこういう女性の心理を理解して寄り添うようなことはしませんでした。
これはもう、モテない男の典型です。
ステータスや外見的には良いので
女性と付き合えことはできますが
話せば話すほど嫌われてしまうタイプの男性です。
逆に主人公ジャックはどうでしょう。
彼はすごく絵が上手く
絵画が好きなヒロインからしたら
メチャクチャ尊敬できる人です。
また船の袖先から飛び降りようとしたところを助けるような優しく逞しい一面なあります。
さらに、彼女が経験したことのない
楽しい世界
素敵な光景
を教えてくれます。
そして彼は
ヒロインの婚約者よりもお金は裕福ではありませんが
決してそんな婚約者を悪く言うことはありませんでした。
最後に極め付けは
ヒロインと主人公の貧富の差です。
これによって
裕福な人との結婚を強制させられているヒロインからすると
「この人との恋は禁断の恋」
と思うようになり
その背徳感から
ドキドキも最高潮になり
「もう、彼のことしか見えない」状態になっていくわけです。
このように
主人公のジャックは
男として女性を魅了する多くのものを持っています。
まさに
恋愛の本質を極めている男だと感じました。
もちろん、彼はそんなことを考えて行なっているわけではなく
自然にやれてしまうから
さらに魅力的に見えるのだと思います。
この『タイタニック』を観てると
シンプルに
ディカプリオがイケメンすぎて
男性はわりとそこに注目してしまいますが
恋愛技術の観点から見ると
このディカプリオ演じる主人公ジャックの
外見以外の
男性的な魅力が詰まっていることを感じさせられます。
優しさや
尊敬
たくましさ
楽しさ
器の大きさ
ドキドキ
結局のところ
恋愛って
こうゆうところを知っていくことで
好きが増してくるものです。
是非『タイタニック』を観る方は
そういった恋愛の本質の部分も感じながら
観てみるのも面白いかもしれません。
私も記事を書いていたら
また『タイタニック』が観たくなってきました。
『タイタニック』をテレビや過去の映画で観た方
劇場公開されたら観にいく方
2/10以降に観た方
是非感想などあればコメント欄にて教えてください。
それでは。
恋愛カウンセラー 長野秀樹