「俺はあんな奴みたいになりたくない」自分のありたい姿とモテる男像との葛藤

人には自分なりに
「こうありたい」という思いがあります。

「人に優しくありたい」
「自由にいきたい」
「人に合わせず自分を表現したい」
「穏やかに暮らしたい」

等々
人それぞれに思いは違いますが
皆、その思いを軸に生きています。

ところが
その思いと反することを
誰かから提案されたらどうでしょうか?

「人に優しくありたい」
と思っている人に対して

「お前は人に優しすぎる。もっと自分勝手に生きろ」
と言われたら

「いやいや、私は人に優しくありたいんです。私の生き方に指図しないでください」
そう思うんじゃないでしょうか?

人にとって
自分の「こうありたい」という思いは
とても大事で
変えたくないものなんです。

そんな中
「モテる為にはたくさんの女を抱け」

そう言われたらどう思いますか?

男性の中には
モテたくて仕方が無い人もいる一方で
好きな人を傷つけたくない
一人の女性を大事にしたい男性も多くいます。

それは
男として「こうありたい」という思いなんです。

それの思いに反する考え方は
到底受け入れるものでもありません。

実は私自身が
自分の「こうありたい」という思いと
「モテる為にすべきこと」という情報が

相反して
葛藤して悩んでいたことがあります。

私のありたい姿は
・女性に常に優しくしたい
・女性を大切にしたい
・純粋な恋愛がしたい
・女性を不安にさせたくない
・初対面の女性には丁寧に敬語で話したい

というものでしたが

モテる為に必要とされることが
・女性に優しくしすぎない
・女性主体じゃなくて自分勝手になる
・他の女を抱く
・女性を不安にさせる
・女性にはタメ口でいく

でした。

もちろん他にもあるんですが
とにかく
自分の「男してこうありたい」という思いと
モテる男像が違い過ぎたんです。

当然のように昔の私は
「いや、そんな情報は信じないし、オレにはやれない」
と考えていて

やればモテるようになる情報でも
実行しませんでした。

自分の「ありたい姿」を大事にしたんです。

結果どうなったか

私はちゃんとモテずにいました。

そして
私の知り合いに
モテる為の情報を実行している男がいて

私はそいつを見て
「あんな奴みたいにはなりたくない」
と思っていたんですが

そいつは
めちゃくちゃモテていました。

私はそいつを見て思うわけです。

「ああ、うらやましい。けど、女の子を大切にしない奴は、バチがあたるぞ」と。

だけど違いました。

その男は
結果、女性からたくさん好かれ
幸せそうにして

そいつを好きになった女性達も幸せな気持ちになっていたんです。

もちろん、時に女性は男に泣かせられることもありましたが
女性はその男が大好きでした。

一方で私は
というと
女性から嫌われたり引かれたりして

誰も幸せにしていませんでした。


「女性を大切にする」
それが私にとってのありたい姿だったのに

結果として
誰のことも大切にできていなかったんです。

私は思いました。

「もしかしたら自分の今まで考えていたことは違うのかもしれない」
「女性を本当に大切にしたいなら、女性に心から惚れさせる男になるべきなんじゃないか」と。

女性を表面的に大切にするんじゃなくて
女性に惚れられ
自分も女性も「この人と出会えてよかった」と思える男になることの方が

結果として
女性を大切にしていることにつながるんじゃないかって。

そこから私は
行動を改めるようになりました。

たとえ相手の女性が年上でも初対面でもタメ口を使い
優しくできる時にあえて優しくせず
LINEも意図的にスルーし
女性が不安な気持ちになるように他の女性とあえて関わりました。

正直
心が痛かったです。

「本当は俺、こんな男じゃないのに」

そう思いながらも行動を続けました。

でも
それによってモテるようになりました。

女性が
「秀樹くんと出会えて良かった」
と言ってくれるようになりました。

女性がすごく楽しそうにしてる姿を
たくさん見れるようになりました。

私が過去に抱いていた
男として「こうありたい姿」は
大きく変わりました。

考え方が変わったことで
行動が変わり

行動を変えた事で
考え方が変わりました。

今の自分を変えることは
大きな抵抗があります。

その中で
「自分は本当に何が欲しいのか」
「何が本当とは幸せなのか」
を考えていくと

「今のままじゃダメかもしれない」
と気づき

大きな抵抗を跳ねのけることができるようになります。

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