かつての私は
先輩に連れられキャバクラに行っていたことがありました。
当時は塾講師をやっていた為
普段から大人の女性とほとんどかかわることもなく
同じ職場の先輩方も同様で
大人の女性とお話するにはキャバクラなどにいくしかありませんでした。
キャバクラに行って思ったことが
まず、
自分好みの女性に中々会わないということです。
常連にでもなれば
気に入った子を指名することもあるのでしょうが
初めて行った私にはそんな子もおらず
とりあえず
横についた女性と話し
40分くらい話したら別の子と交代してもらい
また話すというシステムでした。
最初の2,3人は正直
話していてもすごくつまらなかったです。
話し上手感を出してきて
無理に盛り上げようとしていて
こちらの話を聞くよりも
相手が自分の話をすることも多く
見た目もタイプではありませんでした。
「これで接客のプロといえるのか?」
「大学時代の女友達の方がよっぽど話していて楽しかったぞ」
そんなことを思いながら
そろそろ帰ろうかなと思っていましたが
4人目に私についた子が
見た目や会話のスタンス、雰囲気などが良くて
ようやく少し楽しむことができ始めました。
ただ、
それなりに楽しめた後に
会計をしたら
自分の支払いが
27,800円くらいでした。
人によっては安く感じるかもしれない金額ですが
当時の私は
手取り19万円ほどで
食費、水道光熱費、通信費、奨学金返済、車のローン返済、雑費、貯蓄
でなんやかんや毎月19万円を
綺麗に使い切っていました。
そんな経済状況の中で
キャバクラたったの3時間程度で
約3万円
それが好きな女性といれる3時間だったら
百歩譲って理解できます。
でも好きでもない女性と
なけなしの給料を使って
ただお話しするだけ
(もちろん上手くやればプライベートな仲になれますが)
こんなのに
お金を使うのは絶対に嫌だ
それなら
本当に好きな女性と
好きなだけ一緒にいられるような自分になれるように
お金を使いたいと思いました。
洋服をおしゃれにして
こまめに髪を切り
女性と過ごす経験を増やし
コミュニケーションスキルを上げ
キャバクラに行かずとも
いや、それ以上に
素敵な女性とたくさん会うことができ
自分が好きだと思った女性を射止め
一緒にいられる自分になることの方が
キャバクラにお金を使うよりも
大事なことだと感じました。
こういった経験や思いは
私が女性から好かれる方法を学ぶことになったきっかけの一つとしてあったのかなと思います。
この数年後
私は女性とのコミュニケーションを学び
色んな女性と出会うことができるようになり
知り合った女性とは
必ず仲良くなれるようになりました。
(自分が仲良くなりたくない人は別でしたが)
そして、
キャバクラにはあれから一切行っていません。
キャバクラを否定しているわけでも
行っている人を否定しているわけでもなく
ただ、自分の価値観では
行く気がしないというだけです。
自分の価値観によって
自分が何をしたいかを決めるのが人生だと思います。
私はキャバクラよりも
モテる自分になるためにお金を使いたいです。
以上、
私のキャバクラに対する考えでした。
最後でご覧いただきありがとうございました。