叶わない片思いが
心に火をつけ
自分を磨きあげることにつながる。
前回の記事で
私はそう書きました。
今回はそれとは一見真逆にも思える内容
恋愛の勝者は
「どれだけ相手を想ったか」ではない
というもの。
「え?じゃあ何が勝負の決め手なの?」
「相手を想うから努力できるんじゃないの?」
と思うかもしれません。
答えとしてはとてもシンプルです。
聞けば
「そりゃそうだろ」と思えるものです。
でも昔の私は
そうゆう発想ができませんでした。
ただただ
「相手を想っていれば好きになってもらえる」
と思っていたんです。
でも違いました。
ただ好きな人を想っていれば
好きになってもらえるわけじゃありません。
女性から好きになってもらえる男は
「女性を惚れさせる魅力をもった男」なんです。
私が大学生だった頃
好きになった後輩がいました。
当時の私には
「女性は好意的なことを言えば、好きになってくれる」
「女性は優しくされれば嬉しくなる」
という浅い恋愛戦略しか無く
その後輩を惚れさせることができませんでした。
でも想いは熱かったんです。
その後輩のことが夢に出るし
その後輩とサークルで会える日にはメチャクチャ楽しみだし
LINEしようと思うとドキドキします。
「オレ、あの子のこと好きだ」
そんな想いがどんどんとこみ上げるものの
恋愛は上手くいきませんでした。
そんな時に
その好きな子に彼氏ができました。
その男は
誰が見ても“ヤンキー”で
男からすると
「あんなやつ何が良いんだよ」
と思うようなやつでしたが
私が好きだった女の子は
そいつの“強い男らしさ”に惹かれていました。
確かに当時の私には
“強い男らしさ”の要素は全くありませんでした。
私にとって嫌だったのが
その“ヤンキー”みたいな男は
大して後輩の女の子のことを好きではなくて
ただ言い寄られたから付き合っただけ
ということでした。
私からしたら
「そんな気持ちで付き合うなよ」
と思っていたんですが
後輩の女の子は
その“ヤンキー”男と付き合えて
すごく幸せそうでした。
当時の私は思ったんです。
「世の中は理不尽だ。こんなにあの子を想っているのに付き合えず、大して想っていない男があの子と付き合えるなんて」と。
「熱い想いを持っている男こそが恋愛で勝てる」
そう考えていた私にとって
適当な気持ちで女性を落とす男に
納得がいきませんでした。
でも違ったんです。
恋愛で勝つのは
「熱い想いをもつ」男ではなく
「女性を惚れさせる魅力をもった」男なんです。
もちろん
熱い想いをもつから努力できるし
努力した結果
女性を惚れさせる魅力がもてれば
その熱い想いは
結果として
恋愛を勝利に導きます。
しかし
「想っている」だけの状態では
女性を惚れさせることはできません。
結局のところは
「女性を惚れさせる魅力をもった」男が
恋愛で勝利できるんです。
私はこのことを知ってから
自分の魅力を磨き上げる努力をしました。
服装・髪型・肌
勉強・仕事
人脈
女性心理や恋愛の勉強
コミュニケーション術の習得
結果として
恋愛で勝てるようになっていきました。
女性は魅力のある男を求めています。
そこに
「熱い想い」があるかどうかは関係ありません。
少し寂しい感じもしますが
世の中の仕組みを理解することが
結果、恋愛で勝つ近道になります。